野球用語辞典

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ファーストグラブ

ふぁーすとぐらぶ

初めて野球を始める際に使用するグローブを指す用語で、特に少年野球や初心者向けに設計された汎用性の高いグローブを意味する。通常、オールラウンド用として設計されており、内野・外野のどのポジションでも使用できるように、ポケットの深さや大きさが中間的に作られている。素材は柔らかめの革や合成皮革が使われることが多く、初心者でも扱いやすく、捕球の基本を身につけやすい設計になっている。サイズは使用者の手の大きさや年齢に合わせて選ぶことが重要で、小学校低学年用からジュニア用まで幅広く展開されている。ファーストグラブは価格も比較的手頃なものが多く、野球を始めるハードルを下げる役割も担っている。初心者がファーストグラブで基本的な捕球技術を習得した後、ポジションが決まってくると、そのポジション専用のグローブに買い替えることが一般的。適切なファーストグラブの選択は、野球の基礎技術習得において重要な第一歩となる。