ゲーム差
げーむさ
プロ野球のペナントレースにおいて、順位表で上位チームと下位チームの差を示す指標。首位チームを基準として、各チームが首位から何試合分離れているかを数値で表したもの。計算方法は、(首位チームの勝利数−対象チームの勝利数+対象チームの敗戦数−首位チームの敗戦数)÷2で求められる。例えば、首位チームが60勝40敗、2位チームが58勝42敗の場合、ゲーム差は2.0となる。ゲーム差が小さいほど順位が接近していることを示し、特にシーズン終盤のゲーム差の動きは優勝争いやクライマックスシリーズ進出争いの行方を左右する。0.5ゲーム差という表現もあり、これは両チームの試合消化数が異なる場合に生じる。貯金や借金という言葉もゲーム差と関連しており、貯金はチームの勝ち越し数、借金は負け越し数を意味する。ファンやメディアは、日々のゲーム差の変動を注視し、チームの順位争いの状況を把握している。