野球用語辞典

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サヨナラゲーム

さよならげーむ

サヨナラゲームとは、最終回の後攻チームが勝ち越しの得点を挙げた時点で試合が終了することを指す。正式には「サヨナラ勝ち」や「ウォークオフ」と呼ばれる。同点または負けている状態から、最終回に逆転または勝ち越しの得点を記録すると、その時点で試合終了となり後攻チームの勝利が確定する。サヨナラ安打サヨナラ本塁打サヨナラ犠牲フライなど、得点をもたらしたプレイの種類によって呼び方が変わる。押し出しによるサヨナラや、野手選択でのサヨナラなど様々な形がある。日本では「さよなら」という別れの言葉から命名されたとされ、試合がそこで終わることを表現している。英語圏では「ウォークオフ(walk-off)」と呼ばれ、守備側が球場を去る様子を表している。劇的な幕切れとなるため、野球の中でも最も盛り上がる瞬間の一つである。サヨナラゲームを記録した打者や投手は、その試合の英雄または戦犯として長く記憶に残ることが多い。