パ・リーグ

ぱりーぐ

パシフィック・リーグの略称で、日本プロ野球を構成する2つのリーグの一つ。1950年にセントラル・リーグと共に誕生した。正式名称はパシフィック・リーグ（Pacific League）。現在は福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、千葉ロッテマリーンズ、北海道日本ハムファイターズ、オリックス・バファローズの6球団で構成されている。1975年からは指名打者制度を導入しており、投手は原則として打席に立たず、専門の打者が代わりに打つシステムを採用している。これによりセ・リーグとは異なる戦術や試合展開が見られる。レギュラーシーズンは各球団が143試合を戦い、上位3チームがクライマックスシリーズに進出する。最終的に勝ち残ったチームが日本シリーズでセ・リーグの代表と対戦する。近年は機動力を活かした野球や、データ分析を取り入れた先進的な戦術を展開する球団が多く、攻撃的で見応えのある試合が繰り広げられている。