リーグ戦

りーぐせん

リーグ戦は、同じリーグに所属する全チームが互いに対戦する総当たり形式の試合方式です。日本のプロ野球では、セントラルリーグとパシフィックリーグそれぞれ6チームが、シーズンを通じて各チームと複数回対戦します。各チームは同リーグの他の5チームと均等に試合を行い、勝率によって順位が決定されます。リーグ戦の特徴は、長期にわたる戦いの中でチームの総合力が試されることであり、一時的な調子の良し悪しだけでなく、選手層の厚さ、監督の采配、怪我人への対応力などが順位に反映されます。また、同一カードを年間20試合前後行うことで、チーム間の対戦成績の偏りも順位に影響します。交流戦の導入以降は、異なるリーグのチームとも対戦しますが、基本的にはリーグ内の対戦がペナントレースの中心です。アマチュア野球でもリーグ戦方式は広く採用されており、実力の均衡したチーム同士の競争を促進します。