合同自主トレ
ごうどうじしゅとれ
合同自主トレとは、シーズンオフに複数の選手が集まって行う自主的なトレーニングのことである。通常、プロ野球のオフシーズンは11月から翌年1月までで、この期間に選手たちは各自で体力強化や技術向上に取り組む。合同自主トレは、同じチームの選手同士や、他チームの選手、さらには異なる世代の選手が一緒にトレーニングを行う形態である。メリットとしては、互いに刺激を与え合い、モチベーションを高めることができる点や、経験豊富な選手から技術や練習方法を学べる点が挙げられる。また、投手と捕手、打者同士など、実戦形式の練習がしやすい利点もある。近年では、トレーナーや専門スタッフを帯同させ、科学的なトレーニングを取り入れる選手も増えている。合同自主トレの様子はメディアで報道されることも多く、ファンの注目を集める。キャンプインに向けて調整を進める重要な期間であり、この時期の取り組みがシーズンの成績に影響を与えることも少なくない。