野球用語辞典

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直接対決

ちょくせつたいけつ

野球において、優勝争いや順位争いをしているチーム同士が直接対戦することを指す用語。リーグ戦の終盤において、首位を争う複数のチームが直接対決する試合は、順位に直接影響を与えるため、非常に重要な意味を持つ。直接対決で勝利すれば相手を引き離すことができ、逆に敗北すれば差を詰められるため、一試合の価値が通常の試合以上に大きくなる。特に優勝がかかったシーズン終盤の直接対決は、ファンの注目度も高く、球場は熱気に包まれる。直接対決の結果は、チームの士気やその後の試合運びにも大きな影響を及ぼし、勢いを得たチームが一気に優勝へと駆け上がることもある。また、過去の対戦成績や相性も直接対決では意識され、心理的な駆け引きも重要な要素となる。直接対決はシーズンを通じて複数回行われるが、特に最終盤の直接対決は「天王山」とも呼ばれ、シーズンの命運を分ける一戦となる。