野球用語辞典

← 用語一覧に戻る

セーフティリード

せーふてぃりーど

セーフティリードとは、野球において試合の終盤に、相手チームが逆転することが困難とされるだけの点差をリードしている状態を指す用語である。英語では「Safety Lead」と表記される。一般的には3点差以上のリードセーフティリードとされることが多いが、試合状況やイニング、両チームの攻撃力などによって変動する。終盤の7回や8回以降にセーフティリードを保っていれば、守備側は安定したリリーフ投手を起用し、攻撃側は積極的な盗塁や無理な攻撃を控える傾向がある。しかし、野球は何が起こるか分からないスポーツであり、セーフティリードと思われた点差でも大量得点により逆転されることもあるため、最後まで油断は禁物である。監督やコーチは、セーフティリードの状況を見極めながら投手起用や選手交代を行い、確実に勝利を手にするための采配を行う。