野球用語辞典

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バッティングケージ

ばってぃんぐけーじ

バッティングケージは、打撃練習を安全に行うために設置された、ネットやフェンスで囲まれた練習施設である。「打撃練習場」や単に「ケージ」とも呼ばれる。打球が外に飛び出さないように周囲がネットで覆われており、限られたスペースでも効率的に打撃練習ができる。球場のブルペン横や練習場に常設されているほか、屋内練習場では複数のケージが並んで設置されることが多い。バッティングケージ内では、ティーバッティングトスバッティング、マシンを使った打撃練習、実戦形式の投球練習など、様々な打撃トレーニングが行われる。大きさは様々で、簡易的なものから本格的な投球練習ができる長さ20メートル以上のものまである。プロ野球のキャンプや試合前の練習では、複数の選手が同時に異なるケージで練習することで、効率的にウォーミングアップや調整を行う。また、商業施設としてのバッティングセンターも、基本的にはバッティングケージの集合体である。