プロテクトリスト

ぷろてくとりすと

プロ野球において、ドラフト会議などで他球団から指名されないように保護する選手のリストのこと。特に新人選手選択会議やウェーバー制度において、各球団が自チームの選手を守るために提出する名簿を指す。日本プロ野球では、特に拡張ドラフトや合併時などの特殊なドラフト制度が実施される際に使用される。リストに登録された選手は、他球団からの指名対象から除外され、元の所属球団に残留することになる。登録人数には上限があり、各球団は主力選手や将来有望な若手選手を優先的にリストアップする必要がある。この制度により、チームの中核選手を失うリスクを最小限に抑えることができる。MLB（メジャーリーグベースボール）では40人ロースター制度と関連しており、ルール5ドラフトから選手を守るために重要な役割を果たしている。戦力バランスの維持と公平性を保つための制度として機能している。