野球用語辞典

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ボール交換

ぼーるこうかん

ボール交換は試合中に使用するボールを新しいものに替える行為で、球審の判断によって行われます。ボールが汚れたり、傷ついたり、変形したりした場合に交換されます。特にファウルボールがスタンドに入った場合や、地面に強く叩きつけられた場合、打球が激しく当たった場合などに交換が必要となります。プロ野球では1試合あたり平均70個から100個程度のボールが使用され、頻繁に交換が行われます。投手によってはボールの状態を気にして交換を要求することもあり、特に新しいボールは滑りやすく、使い込んだボールは握りやすいという特性があります。メジャーリーグでは特にボール交換が頻繁で、少しでも汚れや傷があれば即座に交換されます。また、ホームランボールなど記念となるボールは観客に贈呈されることも多く、その都度新しいボールに交換されます。ボール交換は試合のテンポにも影響を与える要素の一つです。