野球用語辞典

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春の大会

はるのたいかい

春の大会とは、高校野球における春季に開催される各種大会の総称である。最も代表的なのは3月下旬から4月上旬に開催される選抜高等学校野球大会(春のセンバツ)で、阪神甲子園球場で全国32校が出場して優勝を争う。このほか、各都道府県や地区で開催される春季大会も春の大会に含まれる。春季大会は4月から6月にかけて各都道府県単位で開催され、その成績を基に地区大会への出場校が決定される。地区大会の成績は翌年の春のセンバツ出場校選考の重要な資料となる。春季大会は新チーム発足後初の公式戦シリーズとなることが多く、夏の全国大会に向けた戦力チェックと課題発見の場として位置づけられる。また、3年生にとっては最後の夏に向けた重要なステップとなり、監督やコーチ春の大会の結果を踏まえてレギュラー選考やチーム方針を固めていく。