18番
じゅうはちばん
日本プロ野球においてエース投手の背番号として広く認識されている番号。多くの球団で先発ローテーションの柱となる投手に与えられ、特別な意味を持つ。歴史的には読売ジャイアンツをはじめ、各球団のエース級投手がこの番号を背負ってきた。18番を着けることは投手にとって大きな名誉であり、チームからの信頼と期待の証とされる。ただし全球団が18番をエースナンバーとしているわけではなく、球団によっては11番や17番、19番など別の番号が重視されることもある。また若手有望株に将来のエースとしての期待を込めて18番を与えるケースもあれば、実績を積んだベテラン投手が背負うケースもある。近年では背番号に対するこだわりが薄れつつあり、必ずしも18番がエースというわけではない球団も増えているが、それでもなお日本球界では18番が特別な番号として意識されている。背番号18番の投手たちの系譜は、各球団の投手史を語る上で重要な要素となっている。