野球用語辞典

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ベンチメンバー

べんちめんばー

ベンチメンバーとは、プロ野球の公式戦において、試合当日にベンチ入りを許された選手たちの総称である。日本プロ野球では、1試合につき最大25名(2024年シーズンより)までがベンチ入りできると規定されている。この中には、スターティングメンバー9名と、控え選手リリーフ投手などが含まれる。ベンチメンバーに選ばれることは、一軍登録選手の中でも限られた枠であり、特に若手選手やフレッシュな選手にとっては大きな意味を持つ。監督は、相手チームの特徴、選手のコンディション、戦術的な必要性などを考慮して、毎試合ベンチメンバーを決定する。ベンチ入りできなかった一軍登録選手は、スタンドで観戦するか、別メニューで調整を行うことになる。ベンチメンバーには、代打や代走の切り札、中継ぎ・抑えの投手、守備固め要員などが含まれ、それぞれに明確な役割が与えられることが多い。試合中、監督はベンチメンバーの中から状況に応じて最適な選手を起用し、試合の流れを作っていく。ベンチ入りメンバーの質と層の厚さが、チームの総合力を左右する重要な要素となる。