本塁ベース

ほんるいべーす

本塁ベースとは、野球のダイヤモンドを構成する4つのベースのうち、得点が記録される最も重要なベースである。ホームベースやホームプレートとも呼ばれる。他の3つのベース（一塁、二塁、三塁）が正方形の白い塁であるのに対し、本塁ベースは五角形の白いゴム製の板である。打者はこの本塁ベース上、またはその近くに立つ打者席で投球を待ち、打撃を行う。また、走者がこの本塁ベースを踏むことで得点が記録される。本塁ベースは守備側の捕手が守る位置でもあり、クロスプレーなど重要な場面の舞台となる。五角形の形状は、ストライクゾーンの幅を定める基準にもなっており、その17インチ（約43センチ）の幅がストライクゾーンの左右の基準となる。本塁ベース周辺では、バッタースボックス、キャッチャーズボックス、オンデッキサークルなど、試合進行に必要な区画が設定されている。