野球用語辞典

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K率

けーりつ

K率(K%)は三振率を表す指標で、打席数または対戦打者数に対する三振の割合をパーセンテージで示したものです。打者の場合は「三振÷打席×100」、投手の場合は「奪三振÷対戦打者×100」で計算されます。打者のK率は低いほど良く、三振が少ないことはボールバットに当てる能力が高いことを示します。メジャーリーグでは平均的な打者のK率は20%から23%程度で、15%以下であれば優れたコンタクト能力を持つとされます。一方、投手のK率は高いほど良く、奪三振能力の高さを示します。投手の平均的なK率は20%から22%程度で、25%を超えると優れた奪三振能力を持つと評価されます。BB率と組み合わせたBB/K比率は打者の打席アプローチや投手の投球能力を総合的に評価する際に重要な指標となります。現代野球では三振数が増加傾向にあり、K率の分析がより重要視されています。