野球用語辞典

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つなぎ

つなぎ

打線において、確実にランナーを進めたり、前の打者から次の主力打者へと攻撃を継続させる役割を指す。「つなぎの打者」は、ホームランや長打よりも、確実に出塁することや、進塁打を打つことが求められる。打順では主に2番や8番がつなぎの役割を担うことが多い。投手においては、先発投手抑え投手の間をつなぐ中継ぎ投手を「つなぎの投手」と呼ぶ。6回や7回を投げてリードを守り、セットアッパー抑え投手にバトンを渡す重要な役割である。つなぎの役割は地味に見えるが、チームの勝利には不可欠であり、確実性と堅実さが評価される。打撃では選球眼の良さや、進塁打を打てる技術が重要で、自分の役割を理解してプレーすることが求められる。投手では、1イニングから2イニング程度を任され、ランナーを背負った場面での投球も多い。つなぎの質が高いチームは、安定した戦いができるとされる。