サード

さーど

三塁を守る野手のポジションで、守備番号は5。三塁手とも呼ばれる。打者に最も近い位置で守るため、強烈なゴロや鋭いライナーが飛んでくることが多く、反射神経と強肩が求められる守備位置である。右打者の引っ張った打球が多く飛んでくるため、瞬時の判断力と正確なスローイングが必要とされる。三塁線際の打球処理やバント処理、さらにはホームへの送球など、様々な状況に対応しなければならない。ゴロを捕球してから一塁までの距離が長いため、強い送球力が不可欠であり、「ホットコーナー」と呼ばれることもある。守備範囲の広さ、グラブさばきの上手さ、送球の速さと正確さが評価される重要な内野守備位置である。