守備番号
しゅびばんごう
守備番号は、野球において各守備位置に割り当てられた固有の番号である。この番号はスコアブックへの記録や、ダブルプレーなどの守備プレーを簡潔に表現する際に使用される。守備番号は以下のように定められている:1番が投手(ピッチャー)、2番が捕手(キャッチャー)、3番が一塁手(ファースト)、4番が二塁手(セカンド)、5番が三塁手(サード)、6番が遊撃手(ショート)、7番が左翼手(レフト)、8番が中堅手(センター)、9番が右翼手(ライト)となる。例えば、「6-4-3のダブルプレー」と言えば、ショートがゴロを捕球し、セカンドに送球してランナーをアウトにし、さらにファーストへ転送して打者もアウトにするプレーを指す。この守備番号システムは国際的に統一されており、どの国でも同じ番号が使用されている。スコアブックでは、アウトの種類を守備番号で記録することで、試合の詳細な記録を残すことができる。野球の基本知識として、守備番号を理解することは試合を深く楽しむために重要である。