6-4-3
ろくよんさん
ショート(6番)からセカンド(4番)、そしてファースト(3番)へと送球されるゲッツー(併殺打)のこと。野球における守備位置は数字で表され、投手1、捕手2、一塁手3、二塁手4、三塁手5、遊撃手6、左翼手7、中堅手8、右翼手9となっている。6-4-3のゲッツーは、ショートが打球を捕球し、二塁ベースに入ったセカンドへ送球して一人目をアウトにし、さらにセカンドがファーストへ送球して打者走者をアウトにする連携プレーである。内野ゴロでランナーが一塁にいる場面で頻繁に見られる守備の花形プレーの一つ。セカンドとショートの息の合った連携、正確で素早い送球が求められる。MLB中継などでは「six-four-three double play」と表現される。4-6-3とともに最も一般的なゲッツーの形態であり、試合の流れを大きく変える重要な守備プレーとして知られている。