野球用語辞典

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ジュラルミン

じゅらるみん

金属バットの素材として使用されるアルミニウム合金の一種。正式にはジュラルミンはアルミニウムに銅やマグネシウムなどを添加した合金で、軽量でありながら高い強度を持つ特性がある。野球のバット素材としては、軽量性と反発力の高さから、特にアマチュア野球で広く使用されている。ジュラルミンバット木製バットと比較して折れにくく、耐久性に優れているため、練習や試合で長期間使用できる。また、打球部の広い範囲でヒットを打てる「スイートスポット」が広く、初心者でも比較的扱いやすい。金属バット特有の「カキーン」という打球音ジュラルミンバットの特徴の一つ。高校野球や大学野球、社会人野球の多くで使用が認められており、選手の体格や技術に合わせて様々な重さや長さのモデルが製造されている。ただし、プロ野球では木製バットの使用が義務付けられており、ジュラルミンバットは使用できない。