野球用語辞典

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Kマーク

けーまーく

投手が三振を奪った回数を示すために、スコアボードや球場の観客席に掲示されるアルファベットの「K」の表示。Kは三振を意味する野球用語「Strikeout」の略記号であり、スコアブックでも三振を記録する際に使用される。球場では、投手が三振を奪うたびに、外野フェンスや観客席の手すりなどに「K」の文字を掲示するのが伝統的な演出となっている。特に、ホームチームの投手が好投している場合、ファンがKマークを次々と掲げることで、球場全体が盛り上がる効果がある。見逃し三振の場合は「K」を逆向きに表示することもある。プロ野球メジャーリーグの球場では、この演出が定番となっており、投手の奪三振数が視覚的にわかりやすく表現される。特に奪三振能力の高いパワーピッチャーが登板する試合では、Kマークが次々と増えていき、観客の期待感を高める演出効果がある。近年では電光掲示板にKマークを表示する球場も増えており、試合の臨場感を高める重要な要素となっている。