登板後
とうばんご
投手が試合でマウンドに上がって投球を終えた後の状態や期間を指す野球用語。登板後は投手の身体的な疲労が蓄積しており、特に投球数が多かった場合や連投した場合には、筋肉の張りや疲労感が残る。登板後の投手は、アイシングやストレッチ、軽いランニングなどのクールダウンを行い、身体のケアに努めることが重要である。また、登板後には投球内容の振り返りや、配球の反省、次回登板に向けた調整が行われる。先発投手の場合、登板後は通常4〜5日の間隔を空けて次の登板に臨むが、中継ぎや抑え投手は登板後でも翌日や翌々日に再び投げることもある。登板後の疲労管理は投手生命に直結するため、球団のトレーナーやコーチが綿密にコンディションをチェックし、無理な登板を避けるよう配慮される。登板後のコメントやインタビューでは、投手自身が試合の手応えや反省点を語ることも多く、ファンにとっても注目される場面である。