野球用語辞典

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B号球

びーごうきゅう

B号球は、日本の少年野球で使用される公式ボールの規格の一つである。主に小学校高学年から中学生向けに設計されており、硬式ボール軟式ボールの中間的な性質を持つ。周囲は約26.0cm、重量は約138gで、A号球より大きく、C号球より小さい。素材はゴム製で、硬式球に比べて安全性が高く、打球感も柔らかい。少年野球の選手が硬式球への移行前に使用することで、段階的に本格的な野球に適応できるように配慮されている。中学軟式野球公式球として広く使用されており、全国大会でもB号球が採用されている。2023年からは新規格のM号球に移行する動きもあるが、依然として多くの大会や練習で使用されている。ボールの特性を理解することは、投手の球種習得や打者のスイング調整に重要である。